小説「ひきこもり探偵」シリーズが人生の希望をくれた。そして新しい小説ジャンルを教えてくれた。

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こんにちは。
ブログをご覧いただきまして、ありがとうございます!

人間関係でメンタルをやられても、推しのおかげで何とか生きてこれた、
Miryと申します。

ここでは、推しについてひたすら語っていきたいと思います。

今回は、小説「ひきこもり探偵」シリーズです。


坂木司さんという方の作品で、その後に出てくる作品も何度か拝読しています。

お気に入りです。


中でも、私自身がいじめられてメンタルぼろぼろの時期に、学校の図書室で出会った「ひきこもり探偵」シリーズについて、お話していきたいと思います。

人生の希望をくれたり、それまで知らなかった小説のジャンルを教えてくれた作品です。

この作品は、こんな方におすすめです。

・「変わってる」等の理由でいじめられたり、
 のけものにされて辛い人

・壮大なトリックのミステリーよりも、
 日常の中で起こりそうなミステリーを
 読んでみたい人


…この辺に当てはまる人は、刺さるんじゃないかなと思います。

では、語ります!!

「ひきこもり探偵シリーズ」あらすじ

この小説の語り手は、「坂木司」という名前の、平凡な20代後半男性です。

そして、その坂木の親友が、「ひきこもり探偵」の「鳥井真一」です。



鳥井は、学生時代のいじめや、家族とのいざこざから人間不信になり、ひきこもりの生活を送っています。

坂木は、そんな鳥井の世界を広げようと、外の世界で起こった色々な出来事を、鳥井に話しに来ます。



話を聞いただけなのに、その話の中に含まれている、「不思議なこと」を、鳥井はいとも簡単に解決してしまいます。

それが、「ひきこもり探偵」となる所以です。



ですが、ひきこもって謎を解くにも限界があります。

そこで坂木はこの、「外の世界で起こった不思議なことを鳥井に解かせる」流れを利用して、鳥井を少しずつ外の世界に触れさせていこうと考え始めます。



・・・という感じで、物語が進んでいきます。
 

【刺さるポイント①】いじめられるほど変でも惹き付けられる人がいる

まず私が刺さったポイントは、

「いじめられるほど変でも惹き付けられる人がいる」

ということです。



鳥井は、学生時代にいじめられたり、家族と色々あったりして、人間不信に陥ります。

あんまり話すとただのネタバレになってしまうため、お話できませんが、結構壮絶でした。



ちょうど私も、いじめられてメンタルがやられていた頃に、この作品を読んだので、いじめの部分は自分自身と照らし合わせながら、読み進めていました。

そして私の場合は、元々仲のいい子はいたものの、いじめられている真っ最中の時期に、積極的に仲良くしてくれる人はいませんでした。

もちろん、私からも誰かと仲良くなろうとする行動は取りませんでしたし、取れませんでした。



一方、鳥井の場合は、その少し変わっている様子や環境から、いじめられることになりました。

が、その変わっている鳥井に惹かれて、友達になりたいと思い近づいて行ったのが、坂木です。



この、鳥井と坂木の出会いを読んだ瞬間に、やっぱり羨ましくなりました。

細かい状況は自分と違うけど、「いじめられていた」というざっくりした状況は同じです。

それで、自分に惹かれて寄ってくる人がいる、という鳥井の状況が、すごく羨ましかったのです。



それと同時に、希望も感じました。

人と違うと、いじめられることがあるのは分かりました。

でも、そこに惹き付けられる人がいることも、この作品を読んで分かりました。



「いじめられるけど、自分を下手に曲げないで過ごしていても、大丈夫なのかもしれない。」

ちょっとそんなことを思ったり、希望を感じながら読んでいました。



まあ現実は、いじめられている時にそんな人は現れず、辛いままだったのですが(笑)

その代わり、中学卒業後、世界が広がってからの生き方は、「下手に自分を曲げなくても大丈夫」という発見がベースになっています。

そのおかげか、高校から今までは、そこそこ楽しい生活を送ることができています。
 

【刺さるポイント②】日常の謎

刺さるポイント2つ目は、「日常の謎」です。

「日常の謎」を扱う作品全体に言えることですが、このジャンルの魅力をお話していきたいと思います。



確かに、「連続殺人事件」とか、「密室の完全犯罪」とかも、スリルの観点では面白いと思います。

が、

今回お話したいのはそういう系統ではなくて、「日常の小さな出来事が積み重なって生まれる、大きな謎を解決するプロセス」の面白さです。



全てがそうとは言いきれないのですが、「日常の謎」ジャンルには、綿密に計画を練った犯行…は、ほぼ出てきません。

巧妙なトリックとか、凄惨な事件現場とか、謎の失踪とか、そういった類のことも、ほぼありません。



「とても不思議な出来事だけど、身近に起こるいろんな偶然や、少しの故意が重なって、結果的に複雑な話になっちゃった。」という展開が多いです。

刑事事件に発展することも少ないです。



1つ1つは、「あ、そんな小さなことだったの?」と思えるような、小さな出来事が、複雑に絡み合って、難解な謎が生まれます。

その真相を明らかにしていく過程は、「難解な謎」と、それを構成する「小さな出来事」とのギャップの連続なのです。そのギャップというのが醍醐味かなと思います。

具体例を出して説明できないのがもどかしい!!



「日常の謎」を扱う作品は、そういうギャップや驚きを感じられるという点で、とてもおすすめです。
爽快感さえ生まれます。

そんな「日常の謎」ジャンルの作品の中で、私が初めて出会ったのが、「ひきこもり探偵」シリーズでした。



それまで推理小説やミステリー作品は読んだことがありませんでしたが、この作品を読んでから、

「こんなギャップや驚きを感じられるミステリーがあるのか。もっと読みたい!」と思い、

そこから坂木司さんの他の作品や、他の作家さんの「日常の謎」作品を読んでいくようになりました。



だから、「『日常の謎』ジャンルの入門編としておすすめなのは?」と聞かれたら、「ひきこもり探偵」シリーズを挙げます。

ぜひ、「日常の謎」ジャンル独特の、この驚きや爽快感を味わっていただきたいです!!

まとめ:「ひきこもり探偵」シリーズはおすすめ

今回は、坂木司さんの作品「ひきこもり探偵」シリーズについて、個人的推しポイントをご紹介しました。

いじめられていてメンタルがぼろぼろの時に、

「多少、変だと思われていじめられても、自分を貫いてもいいのかもしれない。」

という気づきを与えてくれたので、いい経験になりました。



大人になった今でも、よく読み返しています。



また、「日常の謎」というジャンルを教えてくれたのもこの作品です。

「小さな出来事と、それらが複雑に絡み合って生まれる難解な謎とのギャップ」

が面白いので、この面白さが少しでも多くの人に届いたらいいなと思っています!



私がそうだったように、「日常の謎」の入門作品として、「ひきこもり探偵」シリーズをおすすめします。

読んでみたという方、読んだことあるという方と、いつか語り合ってみたい!!

(図書館とかにもあると思います。池袋の図書館にはあった。)

では、今回はここまでです。

お読みいただきありがとうございました!

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